マジメすぎて、苦しい人たち

最近読んでいる本。

マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…

マジメすぎて、苦しい人たち―私も、適応障害かもしれない…

適応障害、というとまだなじみのない病状でなにそれ?という感じだが、最近で言うと皇太子妃雅子様が罹った症例という意味で有名になった。この本はその適応障害について解説されている。
適応障害とは、うつ病ではないけれど放っておくとうつ病に発展する、そういう状態らしい。急激な環境の変化に適応しきれないことが大きなストレスになり、それを引き金としてだれでも起こりうるのだという。特にマジメな人、努力家タイプは環境の変化に必要以上に適応しようとして無理がたたってかかるケースが多いのだとか。適応障害に罹らないようにするには、適応しようとしないこと。マラソンで言うなら沿道の声援に応えようとしすぎてペースを上げ続ければ完走できないように、すべての要求を答えていればいつか無理が来るのは見えているので、自分のペースでやっていきましょうということらしい。
そもそもこの本を手にしたきっかけは、私もこの4月に客先常駐という環境の変化があり、それから一ヶ月後の5月頃からのどの奥になにかつっかかるような感覚がずっとある。適応障害にもそういう症状があると知ったため。マジメなタイプといえるし、無理がたたってるのかも。
もしこの日記読んでいる方で、口が渇くとか頭が重いとか、めまいがするとかいう症状があって、なおかつ最近環境が大きく変化したという方がいれば、この本を参考にしてはどうでしょう?