にわかボサノヴァリスナー

なぜかツタヤでボサノバという単語が目にとまり、借りて聞いているCD。
ボサノバというのはサンバとジャズを足して２で割ったようなラテン風の音楽。クラシックギターとピアノを中心とした独特のリズム感を持つ。ブラジルが発祥で、愛好者は日本に多いのだとか。よくカフェのBGMで流れている。
これが予想以上にいい。ブラジルの特産品と言えばコーヒーだが、本当にコーヒーに合う音楽だと思う。ジャズが食事に合うと思ったことがあるのだが、それと比べるならボサノバは食後の音楽という感じ。すごくリラックスできる。クラシックやR&Bほど沈まず、サンバのような明るすぎてうるさい感じもない。私はラテン音楽というのはもっと敷居が高いのかと思っていたけれど、ボサノヴァはいわゆるイージーリスニング系なのだと思った。
ところでこのCDはオムニバス版で入門に適している。これだけでもボサノヴァのエッセンスを十分感じることが出来る。やっぱり「イパネマの娘」は群を抜いていいが、他にも「マシュ・ケ・ナダ」「波」などが私のお気に入り。