先輩の送別会

私の前いた会社の先輩で、心の師匠と尊敬している先輩が退職することになりました。そういう私もすでに辞めていたりするのですが、私を含め辞めていた人を二人も呼ぶというなかなか壮大な送別会が横浜で開かれました。先輩は今後起業するとのことで、辞めてしまうと言うとなんとも複雑な気持ちになりますが、おとなしく給料をもらって仕事をするような器の人ではないと思っているので新たな門出を嬉しくも思ったりします。
今回集まったメンバーは私がちょうど現場に配属になったときの人達で、すでに解散しています。ソフトウェア業界というのはプロジェクト単位でチームを組むので、プロジェクト終了とともにチームも解散してしまうケースが多いのです。そのため、せっかく結束が固まった頃に解散してしまうので仲間意識が生まれにくいという状況があります。ずっと一緒のメンバーというのも難だし、適材適所ということも分かりますがもっと仲間意識というものを大事にしてもいいのではと思うのです。しかし、今回集まったあの頃のメンバーは本当に結束力が強い良いチームでした。みんな忙しいにも関わらずスケジュールを合わせて集まったことがその証拠です。そして先輩はそのチームの中心でした。先輩に新しい会社を興したらメンバーとして参加するよう誘われたのは嬉しかったですが、私は既に別の道を進み始めています。先輩の今後に期待しています。
先輩は引っ越す訳ではないらしいので、もしかしたら今回のようにまた何かの機会に会うこともあるかと思います。そして私自身は数ヶ月ぶりに懐かしいメンバーに会えたのが嬉しかったです。