世界の日本人ジョーク集

世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ)

世界で日本人がどう思われているかをジョークを通じて知ることが出来る本。日本人って特殊な性質をしてるんだなぁって思います。いくつか引用。

●抗議
ある時、アメリカの新聞が「日本人は表現が曖昧で、何を言いたいのかハッキリしない。日本人は堂々と主張が出来ない民族だ」という題名で特集を組んだ。
数日後、日本人らしき人物からの投書があった。それにはこう書かれていた。
「先日の貴紙の記事についてですが、より幅広い議論を検討して頂いた上で、前向きに善処して頂ければ幸いと存じますが、いかがなものでありましょうか。 匿名希望」

日本人、主張弱いです。。。

●幸福論
「人生における最高の生活とは？」
「アメリカで給料をもらい、イギリスの住宅に住み、中国人のコックを雇い、日本人を妻にすることさ」
「では、最低の生活とは？」
「中国で給料をもらい、日本の住宅に住み、イギリス人のコックを雇い、アメリカ人を妻にすることさ」

日本人女性はモテるらしいです。イギリス人が料理下手っていうのはあまり印象にないですがそうらしいです。

●日本人の嘘
日本人というのは嘘つきである。
不況だというのに、グランドキャニオンは日本人旅行者ばかりではないか。
忍者はもういないというのに、シアトルにいたではないか。

イチローを忍者、と。言い当て妙ですね。精密な技術と日本人をリンクして非常に日本人的であるとする見方もあるそうです。

日本にはジョークという文化があまり強く根付いていないため、？となるジョークも多かったりするのですがなかなか面白かったです。よく考えれば面白い、ということでいえばこんなのを最後にひとつ。

●ジョークと日本人
「月曜日、日本人をジョークで大笑いさせたいんだがどうすればいいか？」
「金曜日にジョークを話すとよい」