オリンピック代表二次予選香港戦(国立)

テレビ見てました、前半だけ。
それにしてもこの国立、ガラガラである。テレビに映るバックスタンド中央ですら空席が目立つ。ゴールウラもガラガラ。私もこの試合実はそんなに注目していなかったけれど、別に私に限ったことじゃなくてこの世代は注目度が低すぎです。先日のアメリカ戦は九州でやったがために人が集まらないだけかと思ったけど、東京でコレでは。。。
肝心の試合の方は3−0で勝利。でも前半だけ見る限りだと及第点にはほど遠い。とにかく全てのことが遅すぎ。パスを出すのも、攻守の切り替えも、シュートを打つタイミングも、動き出しも状況判断も全て。特にシュートは打てるタイミングで打たないと入るものも入らない。開始直後の平山がわざわざキーパーを抜いてポストに当てたシュートも、近くに寄りすぎて角度がきつくなるってどういうこと。中盤の要、本田もパス精度自体はそれほど悪くないのに、出すタイミングと状況判断が遅いからパスが通らない。もっと早く手放せば逆にパスが楽に通るはずなのに。中盤もわざわざ香港DF陣が戻るのを待ってからパスを出しているのかと思うくらいスピードダウンする。とにかく、ワンテンポずつ遅れるがためにわざわざプレーを難しくしているのがもどかしすぎでした。
そして何よりこの試合を半分しか見なかった理由。それはグダグダ感。遅い遅い言っているけれど、ただ遅いにしても技術的や連携の面で問題があるならまだ仕方がないと思う。でも、例えばボールを失ったなら全力でボールを追って欲しいし、決定的なチャンスであればDFの裏を全力で走って欲しかったのに、そのスピードすらない。結果これでは無理だという布陣になったあと、ああこれじゃダメだろうなって顔をして惰性で攻め、そしてゴールを奪えない。ダメ元でも攻めるというのはそれで重要だけれど、この試合ではそういうレベルじゃない。要するに勝つ気があるか疑問に思うほどやる気が感じられなかった。選手は嫌々プレーしていたのだろうか。下手なプレーは我慢すれば見られるけど、やる気のないプレーは我慢しても見ていられないし、見る価値もないと私は思うのです。強いて私が後悔した点と言えば、後半増田が活躍したらしいのを見られなかったことかな。
香港だから勝ったこの試合、サッカー強国とやっていたなら惨敗したでしょう。この先が思いやられます。