JIMTOF2008日本国際工作機械見本市

に行ってきました。毎度の事ながらとてつもなく規模が大きいです。東京ビッグサイトを全面使って行われたこのイベントには日本はもちろん海外のメーカーも一同に集結。展示分野もメインの工作機械を始め、工具・素材・計測機器・CAD/CAMソフトメーカー、商社も含めそうそうたる顔ぶれが揃ってました。
まぁまさに日本の最先端技術が生で見られるということで非常に勉強になります。しかしどこのメーカーもデモ用ということで非常に難しいことをやってのけているわけで。難しい加工というのは「精密な加工」「高速」「小型・極薄ものの加工」「複雑な形状」などなど。とてつもなく技術力が高い、ということは分かるのですが逆に「ウチではこんな加工やらないし、仕事もないよなぁ」などと思うとイマイチ身近でないという感じがしてしまうのですよね。
どこのメーカーのブースもすごいことをやってはいるものの、特に突出してすごいor面白いことをやっているメーカーは無かった印象で、どことなくどのメーカーも行き着くところまで行ってしまったという感じ。制御は全てNCプログラムがやっているので、人の手による技術力の差が出る非コンピュータ制御機というのは一台も見あたらなかった。これからはプログラムがものをいう時代なんでしょうね。だから、機械の性能によるメーカーの差があまり無くなってきた今は「プログラムをいかに組めるか」というところで技術力の差が出るのだと思うのです。実際、高性能マシンを持っているのにプログラムが組めないで持て余している企業というのもかなりあるらしいですから。
それはともかく、ビッグサイト広いので随分歩いて疲れましたよ、はい。。。