鹿島アントラーズ J1第21節大分戦(ホーム)

スタジアムで観戦してきました。半月くらい中断があったとはいえ、なんかすごく久しぶりな感じ。お盆休み中とあって、観客は25kほど入ってました。
結果1-0で鹿島の勝利。大分との試合はいつも接戦が多い、というような個人的な印象があるのですが、今回もその例に漏れず。支配権は圧倒的に鹿島にあって、大分は散発的にカウンターで応戦、というような試合展開。時折危ない場面もあったけど、さほどの問題ではないのかなと。
不満があるとすればこのスコア。あれならもう3点取ってもいいというほど支配していたのに、攻めあぐねて1-0で終わってしまった。大分のシュート数は2本(スカパーでの集計)なのだからどれだけ圧倒してたか数字でもよく分かる。大分のカウンターがそれなりに効いていたときもあったので、正直1点で十分という試合ではなかったように思う。それになにより…膠着状態が続いて終了という試合は面白くないですから。堅守で1-0という試合は好みなのですけど。
まぁ今回の見どころは妙によく笛を吹く審判と、ダニーロのスキンヘッドだったと。一瞬、以前鹿島に所属していたアレックス・ミネイロと見間違うような雰囲気があって困る。ダニーロはヘッドキャラだったっけ?と思わせる容貌になったけど、基本ゆったり足技系ですから一応。
ところでテレビ中継ではどう取り上げられたか知らないけれど、スタジアムにいたから気づいたことを一つ。大分の監督ポポヴィッチは後半、いらつきのあまりかベンチに一番近いボールボーイをひどい形相で睨んでた。どうやら大分ボールになったスローインの開始がそのボールボーイのせいで遅れてしまったことに不満だったようなのだが…。そのときだけならまだしも、その後のプレーでその子が渡すたびに何度も睨んでいた。挙げ句の果てには隣のエリアにいたボールボーイと配置を交換させられて、さらにその交代した子も睨んでいたという…。見ていて非常に気分が悪かった。たしかに最初のはもたついていたようにも見えるし熱くなるのも分かるが、何度もというのは非紳士的行為というものだろう。処罰をとまで言うつもりはないけれど、将来ある子を睨み倒すその行為に指導者としての資質を疑う。