これは王国のかぎ

最近読み終わった本。

15歳の女の子のヒロミは大失恋をしてもう自分を捨てたいと思っていたら、気がつくとアラビアンナイトの世界にいて自分は魔神族となっていた。願いを叶えるつもりはないけれど、自分を呼び出したハールーンという青年の「冒険家になりたい」という願いを聞いて一緒に冒険の旅に出る。
冒険を満喫しつつも、ときどき現実を思い返し精神的に成長していくヒロミの描写が印象的。
以前、NHK-FMのラジオドラマで放送されたのだが、全部聴いていなかったので読んでみることにした。会話とかの場面で、ラジオドラマの声とかが浮かんできたりする。