デイトレーダーの憂鬱

今日、初めてデイトレードというものを体験した。で、率直な感想を言えば、今まで思っていたほど甘いものではないと分かった。私は、ほんの少しの上下を狙って小銭稼ぎを何度も繰り返せばそれなりに儲かると踏んでいたのだが、私の狙っていた株は本当に動かなかった。\446,000×2株で買い、\446,000×2株で売った。差し引き0円だが、手数料で3000円くらいマイナスである。もっとも、今日の日経平均株価の最高値が9:15に記録されているので、それ以降の時間帯に張り付いていても儲けるのはなかなか難しい局面であったことはある。その一番おいしい場面で私は買いを入れていなかった。つまるところ、いかにデイトレードといえどその日その場だけで情報を仕入れても限界がある。前の日になんにもしていなかった時点で勝ちはなかったのである。そしてデイトレードでは情報の鮮度が重要であることも分かった。通常の取引であればまあ1日2回もニュースをチェックすれば上等であるだろうが、デイトレードではネットニュースの出た数分後が勝負であったりする。つまり普通以上に情報の鮮度が問われるのだ。
今日は準備不足もあり、勝ちを拾えなかったものの、得たものが多い。とても勉強になった。またデイトレードをやるかどうかは、ちょっと考えようと思う。どうにも私のスタイルと合わないような気がするからだ。夜中にじっくり考えて、長期で売買する。こっちのほうが合っているかと思う。でも今日一日でデイトレードに見切りをつけるのも考えもの。要検討なのである。