私がショパンを好きな訳

最近、モーツァルトが注目を浴びている。癒し系のモーツァルトはCDショップでもそれなりの広さの売り場を持つ。それでも、私が好きなのはショパンショパンは「ピアノの詩人」と言われ、作曲のほとんどがピアノ。非常に高い技術を持つが、生まれつき病弱で39歳でこの世を去る。その音色はとても華麗なのだが、どこかはかなさを見せる。強く生きるべく希望に満ちた音色の中に、どうにもならない病気への絶望への哀愁が漂う。そうした生涯にどこか共感が持てるから好きなのかも知れない。