ちょうこう
今日はステンレス板にボール盤を使って穴開けをしていました。φ33mmなのでなかなかに大物です。そんなことより、この前の話。
旋盤で作業をしていたときに、ベテランの人から指示を受けました。
「ちょうこうで○○に削ってくれ」
「すいません、ちょうこうって何ですか?」
「そうか、ちょうこうまだ分からないか。この刃を使ってこうこうこうやって削るんだ」
私はこのことを聞いて、ちょうこうとは旋盤の動作の一つだと思っていました。しかしどうにも腑に落ちない。兆候?長高?なにかの略か??業界用語って難しいなぁ、と。
そんな中、機械加工についての本を読み進めていくうちに、「ちょうこう」の真の意味が分かりました。ちょうこうとは、超硬と書くのです。旋盤など切削加工の刃物の材質のことを指していたのでした。金属を削るとき、刃物は削る金属よりも硬くないと削れません。つまりは刃物は硬ければ硬いほどよいのです。それにしても、超硬いって。。。もう、気持ちはこんなデス。
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ヤバイ。超硬ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。超硬ヤバイ。まず硬い。もう硬いなんてもんじゃない。超硬い。硬いとかっても「鉄の20倍くらい?」とか、もう、そういうレベルじゃない。何しろ超。スゲェ!なんか単位とか無いの。何キログラムとか何トンとかを超越してる。超硬い。しかも進化してるらしい。ヤバイよ、進化だよ。だって普通はCPUとか超とかつけないじゃん。超速ってCPU作ったら2年後に倍の性能のチップが開発されたらなくっしょ。だからCPUとか超は使わない。話のわかるヤツだ。けど超硬はヤバイ。そんなの気にしない。超つけまくり。超硬いって言ったけど、もしかしたらダイヤモンドカッターよりは柔らかいかもしんない。でも柔らかいって事にすると「じゃあ、ダイヤモンドカッターは超何個分よ?」って事になるし、それは熟練工でもわからない。ヤバイ。熟練工にも分からないなんて凄すぎる。超って。小学生でも言わねぇよ、最近。とにかく貴様ら、超硬の硬さをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイ超硬を削る砥石は超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。
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