鹿島アントラーズ J第16節C大阪戦(ホーム)

カシマホームの試合ではひさしぶりに私はテレビで観戦。
2連勝でいい流れの鹿島と、5連敗中で折り返し地点にも来ていないのに降格がちらついてきたC大阪。私は初め、案外楽観的に見ていました。実際試合が始まってみると、鹿島が圧倒的にボールを支配。FWも森島、西沢、大久保とまるで化石のような顔ぶれ。前半、大阪のシュート数ゼロというのだからまったく怖くなかったです。
しかし、攻めても攻めても点が入らない。前半の柳沢が受けた絶好の決定機にはキーパーの正面。後半に入り、小笠原の絶妙なシュートはゴールポストに嫌われ、アレックスミネイロのヘッドもクロスバーに嫌われる。点が入るはずの場面でことごとく運に見放される展開。相手の攻めも全く怖くないけど、まさかこんなに攻めて0−0のスコアレスで終わるのか?という妙な不安に襲われる。実はC大阪というのは鹿島との対戦成績で勝ち越しており、鹿島から見れば苦手なチーム。後半も時間だけが刻々と流れる嫌な雰囲気。まさか?まさか??
そんな不安を吹き飛ばしたのが後半30分過ぎのフェルナンドのゴール!これも実はキーパーの股をかすめるぎりぎりのゴール。とにかくこのゴールで流れを完全にものにし、終了間際にアレックスミネイロの追加点で2−0の勝利。見ていてイライラさせられる試合ではあったのですが、まぁこういう試合もあるし、こういう試合を勝てるってことが優勝への道に繋がるのではと思います。鹿島は下位チームに勝ち点をプレゼントできるほど余裕のある状態じゃないんだから、ホントに。上位チームがことごとく引き分けたため、上位陣では鹿島の一人勝ち状態。4位という位置から、首位川崎Fまで勝ち点差3とついに背中が見えてきましたよ。