SAYURI
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/07/05
- メディア: DVD
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日本と言えば「フジヤマ・テンプラ・ゲイシャ」というイメージだと思うのですが、それを外国人監督から見た日本像でゲイシャを表現したのがこの作品。しかし…、どうにも日本人から見れば??な部分が多すぎでした。
まずツッコミどころとしては、芸者なのにチャン・ツィイーが主演だったり。外国向け映画という点を差し引いても違和感アリまくりの英語原語だったり。外国人ほとんど出てこないのに日本人同士で英語で喋ってるって。。。DVDには日本語吹き替え版も収録されていましたが、音声変えても口パクが合わないので下手な韓国ドラマ見てるみたいで…。BGMにはコレ中国じゃね?という二胡入り中華風演奏だったり。障子も町並みも細かいところを見ればなんか中華風。やっぱり欧米人は日本を韓国や中国あたりとごちゃ混ぜに理解しているんだなぁって残念な思いでした。一番期待していたところは「芸者は風俗嬢じゃないのよ」ってあたりがどの程度まで主張されているのかなってところだったのですが、ええ。風俗嬢でしたよ、思いっきり。これじゃあ外国に変な理解をされてしまうのではと心配になってしまいます。
前半だけ見れば★1つのクソと言える出来ですが、後半ちょっとだけ良かったので2つに。でもだいぶ甘い採点です。