茨城王の講演@彩都ピア守谷

生粋のイバラキスト、サイト「茨城王」*1の管理人である青木智也さんが講演を行うというので行ってみました、茨城県守谷市へ。通過はしたことがあるけれど、実際訪れたのは初めてです。
TXが開通し、東京へのアクセスが容易になったのでベッドタウンとしても発展中のこの都市。駅周辺はやたらキレイでオシャレなデザインなのに、すぐそこまで畑と竹林と開通したての道路が迫っているというちょっと異様な感じの漂う駅前。何というか、例えていうなら秘境ジャングルを分け入って進んだらなんとファミマを発見してしまった、ってくらい浮いてた。うーん、講演では茨城ネタを期待していたのですが駅で早速茨城クオリティの洗礼を受けるとは…恐るべし。
この講演は彩都ピア守谷というイベントのゲスト講演でした。会場は守谷市中央公民館。キャパは300人くらい?で案外ハコは狭かったです。集まったのも40〜50人くらいでしょうか。茨城を語る上で欠かすことの出来ない人物と言っても良い人と私は思っているのですが、あまりのガラガラぶりにちょっと拍子抜けしました。しかし講演は絶好調。ずっと笑い続けているおばちゃんとかいましたし。
講演の内容は主に茨城弁について。皆さんご存じの通り茨城弁はその独特で強烈なインパクトから全国でも最も有名な方言の一つだったりします。そんな愛すべき郷土文化であるにもかかわらず、案外自覚がなかったりするのです。「だっぺ(語尾につける)」「ごじゃっぺ(馬鹿者)」「青なじみ(青あざのこと)」とかいろいろ出てくる出てくる。しかも言ってる本人は標準語だと思って使っている場合も多いとか。結構言われないと気付かないし、気付かないから文章に残らないし。これをWebに載せて残す(しかも学術書テイストではなく、面白おかしく)ということをした青木さんは凄い人だなぁと。もっと郷土の文化を大事にするってことを考えてもいいなって思いました。
←プロジェクタ使用のため暗くて良く撮れず。うしろに「楽しいインターネットの使い方」と勝手に銘打ってあり、危うく1時間半インターネット講座をやらされる羽目になりそうだったという。。。
いばらぎじゃなくていばらき―超人気WEBサイト「茨城王」を読む 続 いばらぎじゃなくていばらき―極私的「茨城の地域活性化論」
http://www.ibaraking.com/