サイレントヒル

サイレントヒル [DVD]

夢遊病の娘シャロンを持つ母ローズは、シャロンが寝ているときに描く絵を頼りに今はゴーストタウンとなってしまったサイレントヒルを訪れる。その街でシャロンは突然行方不明となり、ローズは娘を探して街を捜索する。しかし街は奇妙な化け物が徘徊し、不可解な心霊現象の起こる死の街だった。ローズは娘を追ううちに、その街で起こった謎を解き明かしていくことになる―。
原作はホラーゲームで、私もやってるというかかなり好きなゲームだったりします。音楽、化け物、町並みとかなり細かいところも原作にかなり忠実に再現されています。特に現実を闇が浸食するシーンなんてゲームでは相当グロくて怖かったのですが、映画でも相当怖いです。原作からしてストーリーは意味不明なところも多く、映画でも同様です。まぁ、ストーリーが甘いからと言って映画版バイオハザードみたいに下手に手を加えられるよりは良いのかもしれませんが。
日本人の「怖い」と欧米人の「怖い」の違いがハッキリと出ていて印象的。欧米人は変な化け物とか、赤サビにまみれた廃墟や有刺鉄線、意味不明に放置された死体といった実際に目に見える恐怖が「怖い」と思う感性のようです。日本人からすればそれは「怖い」というより「気持ち悪い」「グロい」と言えるのでしょうけど。
★３つか４つか迷いましたが、個人的な意見としては４つ。補正が入らなければ３つかも。グロいのがダメな人は見ない方が無難です。
←こちらが原作