自由な時間

思えば、今の仕事になって使える時間がかなり増えた。
ソフトウェアエンジニアをやっていた前の仕事では、9時出社の21時退社(平均で。もっと遅いかも?)。定時は18時だけど、その時間に帰れるのは本当に暇なときに限られていたし、21時よりもっと遅い時間になることもザラだった。1時までやってる店で0時の夜食を食べるとなんだかしみじみとした気分になる。昼食1H、定時後0.75Hを抜いて実働10時間、通勤時間往復1Hを入れた拘束時間は8時-22時で14時間。帰りにどこかで夕食を取り、買い物をして帰る23時から寝るまでの2〜3時間が自由な時間。こんな有様だから、電車で独身のソフト屋さんがヨレヨレのスーツを着ているのを見かけたとしても多少は目をつぶって欲しい。アレはだらしないのではなくて、圧倒的に時間が足りないから。ソフト屋さんみたいなスーツで働くこの職種をホワイトカラーなんていうけれど、ワイシャツの襟首を見ると決してホワイトではないのがよく分かる。
対して工場勤務の今の仕事では8時出社の17時退社。残業はほとんど無い。大きな会社の工場のように交代制でもないので、深夜勤務に就くこともない。通勤時間は無視できるくらい短い。昼1Hと午前午後に20分の休憩で実働7.5H、拘束時間は9時間。18時に帰り、寝るまでの6〜7時間が自由な時間。決して楽な仕事ではないけれど、この自由な時間の意味は大きい。土曜が休みではないと文句を言ったらバチが当たる。
そうして増えた自由な時間は、本を読んだり映画を見たりブログを書いたりして使っている。だいたいブログにしても、前の仕事で時間がわずかだったときにさえある程度書いていたのだから、使える時間が増えた今は更新頻度が相当増えた。こうして時間を使うとすごく充実した気分になる。しかし、そうして増えた時間を趣味でもブログでもなく使っているときがある。それは、睡眠時間。帰って食事を済ませた後、疲れが出てウトウト寝てしまう。ブログが更新されなかった日にはそのパターンが多い。最近はその頻度も増えているし、やはり疲れが溜まっているみたい。
だから、こんな時間に恵まれた生活をしていてブログの更新が止まってきたときはいよいよヤバイということになるのだろうか。