鐘泥棒という節操の無さ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070219-00000002-mailo-l08
なにやら茨城で火の見櫓に付いていた半鐘が盗まれたとか。たしかに金属価格は高騰しているけれど、これはひどい
私はこの事件をどうしても日本人の仕業とは思えないのですよね。日本人ってのはどんな悪党でも「みんなのもの」は盗まない。というか、そういう発想にまずたどり着かない。みんなのものを盗めば自分たちの社会が混乱し、結果自分自身が困ることになるのを分かっているから。銅線を目当てに送電線を盗んだなんて事件もありましたが、そうすれば電気が止まり大混乱するのが目に見えているのに、やる。この感覚が日本人離れしているし、いかにも中国臭い雰囲気が漂ってくるのです。盗む対象もガードレール、手すり、側溝のワク、マンホールのふたなど本当に節操がない。ステンレス製の手すりなんかはそこそこ値が張るみたいですが、マンホールのふたは鋳物だから二束三文にしかならんのにバカジャネーノ、ってウチの職人が言ってました。職人は文句も目の付け所がひと味違います。
中国は電線なんて当たり前にとるし、砂漠化を食い止めようと植林した苗木を平気で盗むお国柄。そりゃ国土も荒廃しますよ。それでも中国はそういうのが発覚すると死刑とか普通だし、それである程度バランスが取れていたり。そういう意味では日本では死刑なんてあり得ないからやりたい放題も頷ける。天敵のいない特定外来種みたいな。。。金属がそんなに欲しいなら空き缶でもせっせと拾ってくれるならいいのに。
公共物と野菜泥棒だけは勘弁して欲しいと思う、今日この頃。