はてな夢日記 ハンバーグ屋と電話

インパクトのある夢は記憶に残りますね、やっぱり。

私はビルの屋上で電話をしていた。私のウチのすぐ近くのハンバーグがおいしい店(実在しない)の店長からだ。食べにこいよという話だったが、今日はそんな気分じゃなかった。私は電話を適当に続けながら、道路を挟んだ隣のビルの屋上にジャンプした。最上階の高級レストランでは皆が食事をしている。
私はレストランで電話をしながら、飛んできた元のビルの屋上に目をやった。ビルの淵に女子高生くらいの女の子が3人くらい並んで座って話をしている。しばらく眺めていると、一番左に座っていた女の子がビルから落下した。横に座っていた子が、「ウソ!なんでこんなことするのよ!」みたいなことを叫んでパニクっていた。落下した彼女は、もしかしたら私の知っている人だったかもしれない。
高層ビルの屋上から飛び降りるのだから、当然助からないだろう。私は下を見たくなかった。レストランの客がひとり、またひとりと窓際から下を眺め始めた。食事中だというのによくそんなものを見る気になるなと思った。私は見たくなかったが、窓際に集まる人を見て気になってやっぱり見ることにした。
下にもたくさんの野次馬が集まっていた。彼女だったものは既に人の姿をしていない。落下地点のそばでギターを弾いていたストリートミュージシャンはギターに大量の血がついてしまい、さっさと片づけてその場を足早に去っていった。
私は気分直しがしたくて、電話越しの店長に「さっきは行かないと言ったけど、やっぱり行く」と伝えた。一度家に帰ってから店に行こうと思ったけれど、どうにも外出する気になれず店には結局行かなかった。