今更ながらCEATEC

CEATEC行ってきたのは先週の土曜日、つまり一週間前です。別に一週間もネタ暖めるつもりはなかったんですけど、書く機会が無くて。
CEATECはアジア最大級の電気電子情報見本市。最新の技術が見られるとあって、私も興味津々に出かけていったのです。全体的に見ると本当に電子部品とかばっかりで基盤向きだしのボードとか砂粒みたいなコンデンサが多くて見てもあまりピンとこなかったですけど、ところどころにシロートでも分かるような凄い技術が飾ってありましたよ。
http://www.ceatec.com/2007/ja/visitor/
私が特に目についたキーワード的なアイテムは「RFIDタグ」「地デジアンテナ・チューナ」「電力線インターネット」「画像認識ソフト」ですね。
RFIDはいわゆる非接触ICタグってやつです。SUICAとかEdyに使われてるやつです。小型のもの、カードサイズ、大型のものなど様々。流通や商品管理、データ蓄積によるデータマイニングなんかに有効ですね。応用範囲も広く、業界の注目度も高いそうです。
画像認識ソフトは今に始まった事じゃないけど、今は特に凄くなってる。顔識別とかそう言うレベルじゃなくて、表情や年齢層まで判別するだけのレベルに至っているみたい。しかもリアルタイムで判定するから凄い。
電力線インターネットはどこのブースも主力ではないけど、コーナーの隅っこに飾っていたのが印象的。どこも本気じゃないけど業界が押しているみたいな感じなんでしょうか。個人的な印象では光回線があればわざわざ電力に通信機能はいらないと思うけど。。。
地デジはこれから爆発するのが間違いない分野ですから、アンテナメーカーがこぞって新製品出してました。
あとはとりあえず写真を中心に紹介。ごく一部、しかもケータイ写真。デジカメもってくの忘れたのです。

CEATEC会場。幕張メッセを全部使った大規模なもの。

omronのブースにあったRFIDタグ。ほかにもいろんな企業がRFID出してました。

これどこのブースだったかな。カメラに写った人の表情を読みとって、CGや合成写真にリアルタイムで反映させて同じ表情をさせるというもの。

NECソフトのブース。カメラに写った人の性別や年齢を読みとって、それにあった広告映像を流すというシステム。多少の誤認識はあったけど、だいたい正確な結果を返してた。読みとりに掛かる時間はおよそ2〜3秒だったかな。

omronのブース。ほぼリアルタイムでカメラに写った人の表情を読みとって「笑顔度」を判定するシステム。本当に笑うと100%無表情だと0%になる。複数人写っていても全部リアルタイムで処理。これはすごい。

ソニーのブース。今回の目玉、有機EL製の11インチテレビモニタ。右側の写真の真ん中よりちょっと上らへん、横から見たパネルなんですがホント板チョコくらいの厚さしかない。しかも映像はかなりキレイだった。これはさすがにインパクトありましたね。

こちらはシャープのブース。およそ絵画くらいの大きさで厚ガラス一枚分くらいの厚み。こっちはこっちで凄い。