カレイ釣りの話その2

この前書けなかった続きを少々。今度は感想や状況など。
出航は午前6時。私は近場なので1時間も前に起きれば余裕で準備できるのですが、それでも早い。。。私は朝が最悪の大敵です。夜型人間なもので。十分な睡眠を取れないと眠いを通り越して気持ち悪くなります。たぶん血圧が足りません。うまく起きられてもテンションはど低いです。遠くから来ている人とかいつ寝てるんだろ…。
それでも海の風ってのは気持ちが良いです。船が風を切って沖へ走ると身が引き締まります。鹿島の海は穏やかな日でも2〜3mくらいの波があるくらい荒れてます。聞いた話だと東京湾とかは2mも波があったら大時化というくらい穏やからしいのですが。つまりはそれくらい船が上下している訳で、置き竿でも船の上下によって重りが自然と海底を叩き、それがカレイへのアピールになるのだそうです。
カレイがヒットしたときには竿の先がバイブレータでもかかったようにブルブル震えてしなります。あとはゆっくりと落ち着いて巻けばいっちょ上がり。糸が走るように出るほど強くはないし、完全に諦めてゆったり上がってくるほどおとなしくもない、ちょうどよい引き具合が味わえます。上がってきた彼を見ると、グロテスクな顔をしているけれど動きを見ていると案外カワイイと思えるやつなのです。上に二つある目でこちらをつぶさに見ているんじゃないかと思えてくるのですよ。
釣れていても釣れていなくても、時間は過ぎるのが早いです。朝食とらなくてもあっという間に昼飯時になります。港に上がったら、自分の釣った魚を活締めしてくれました。クーラーボックスに入れて帰って、後はうまく調理するのみ。煮付けが定番ですけど、釣ったばかりなら是非お刺身にして食べました。そこらの高級魚食べるよりよほどおいしい。釣りが面白いのも重要ですけど、私にとっては食べるまでが釣り。海の幸に感謝です。
以下写真。

釣り場は案外近い。鹿島海岸の風車群がよく見える。スタジアムも見えるのですが…写ってるかな?

釣りの様子。竿が案外しなる。

お隣の様子。ベテランのおっちゃんはさすがに釣果も違う。

今回の企画を立ち上げてくれたTakaさん。海似合うよねぇ。

つり上げたカレイたち。爆発するとこんな量ではすまないほどらしい。