天皇杯準決勝

うちでは年末の大掃除ということで今日は庭の雑草やら落ち葉を掃除してたもんで、天皇杯は第二試合のG大阪-横浜戦の延長戦部分しか見れませんでしたが、とりあえず。
第一試合、FC東京-柏戦は1-2で柏の勝ち。ニッカンの記事では、来期柏は日立製作所からのスポンサー料10億円が二割減→選手年俸や補強に大きな影響が出る→天皇杯獲ってスポンサー料カット阻止へアピールしたい、という事情があるらしい。とはいえ柏が勝ち上がってくるとは正直予想外だった…まぁあのリーグ戦成績から見ればFC東京が来るだろうと思いましたし。
第二試合、G大阪-横浜戦は延長後半までもつれて1-0でガンバの勝ち。延長だけ見た感想としては…疲弊しきったガンバの攻撃と守備的な横浜という構図で泥沼状態になって延長まで0-0か…微妙と。それでもボールを回し続けるG大阪は応援したくなる気分になったけれど、横浜の攻撃は人数を掛けずに遅攻→ファウルをもらいに行くプレイ。というかダイブに見える転び方もいくつか見られて何となく汚い印象を受けた。横浜のDFが黄2枚目で退場したあとはさらにその傾向が強くなり、リスクをとらずPKまで行けばおkという戦い方に終始。横浜が守備固めに入り、チャンスになっても上がっていかないというところを見ると、勝つ気がないチームは見てても面白くないと思った(まぁPKに勝機を見いだしているから勝つ気がないわけでもない、のか?)。で、横浜がなりふり構わず守備を固めたのでPKまで行くだろうと思った延長後半12分、G大阪の山崎がDFを抜いてゴール。これは劇的。正直スカッとした。
ちょっと話はそれるけど。今年のガンバは攻撃を中心としてとてもバランスの取れたいいチームだとは思うけど、今日の疲弊を見るとさすがに気の毒と思える。長丁場のリーグ戦、ACL、FCWC、天皇杯と続けばそりゃ疲れないわけがない。去年の浦和もしかり。以前何かでセルジオが「J1を何チームか減らして年間試合数を減らすべき」と言っていたのを思い出し、非常に納得した。良いチームが大会を勝ち進むたびに疲弊して不利になるのでは試合自体も面白くなくなるし。今年世界3位というクラブですから、やはり来年のACLには出場して欲しい→天皇杯を獲って欲しいとなるんですよね、いや心情的にはね。