特殊な材料

SKS3

私も新しい仕事を始めてはや1ヶ月になろうとしてます。でもでもまだまだヒヨッコレベル。仕事はあるけど、お前には任せられる簡単な仕事はないって感じらしいです。でも手が空いてるのもなんなんで何かないですかって言ったら、少し悩んだ顔である材料の粗挽きを頼まれました。でもこいつ普通の材料のように見えて実は特殊な金属らしく、高い材料だから失敗しないでくれよと念を押されました。なんでもSKS3という通常より硬い鉄鋼らしいです。
ここで少し、私が最近勉強した知識を披露します。

  • SS鋼
    • もっとも良く用いられる材料。普通、鉄というとこれを指す。比較的柔らかくて加工しやすい。曲げ伸ばしなど変形しやすい。
  • S25C、S35C、S45C
    • SS鋼より炭素の割合が高い。数字は炭素の割合を表し、S25Cなら0.025%炭素が混じっているという意味。SS鋼より硬くて丈夫。
  • SKS
    • さらに硬い。工具など特殊な用途に用いる。硬いため加工が難しい。
  • 炭素綱の焼き入れ
    • 炭素を含む鉄鋼は高温にすると化学反応により硬く変質する。強度が必要な製品に用いられる。
  • 純鉄
    • 炭素を含まない純粋な鉄。脆いため扱いにくい。熱を加えても変質しない性質を持つ。
  • ステンレス
    • さびに強い合金。他にも腐食性ガスに強い合金や、酸に強い合金など様々な合金がある。
  • ハイス
    • HSS、高速度鋼ともいう。切削用工具に使われる非常に硬い金属。
  • 超硬合金
    • ハイスよりもさらに硬い、ヤバイくらい超硬い金属。

まぁ、パッと見全然分かりません。でも削ったときの感触とかはやっぱり硬かったですよ。