DEATH NOTE the Last name

実写映画化版デスノートの後編。前編は正直期待はずれだったのですが、後編は素晴らしい出来。ライトと竜崎の直接対決がこの作品の本領発揮といえるところ。ミサミサの登場やさくらTVの出目亀なんかが登場し、人物関係が一気に深まったのがよかったのかも。
あまり多くを書くとネタバレになってしまうので控えますが、原作にあったヨツバキラ編がアレンジされて縮小、アメリカ編は全面カットされ、この後編で完結します。この辺はジャンプの大人の事情で引き延ばされた感があるので、映画版では時間の都合とはいえカットされたことで贅肉がとれてスリムになったといって良いと思います。
原作にあったミサ監禁やクライマックスは実写化されてよりリアルになっているので必見。見所のひとつです。
初見で見に行くと今回から加わるデスノートのルールについていくのが厳しくなると思うので、できればデスノートのルールだけでも知ってから見に行くと良いかも。あと前編見るのは必須です。よくあるシリーズもののように後編だけ見て楽しめるような性格の作品ではないと思います。★4つ。