2ちゃんねる閉鎖とドメインの資産価値

なにやら2ちゃんねるがまたまた閉鎖騒動に巻き込まれているわけで。アクセスを捌ききれなくなったとか、法的措置によって閉鎖されるとか幾度かの閉鎖危機をなんだかんだ言っても乗り越えている過去があるわけで、今回もなんだかそんな実感がわかないのですけど。
今回の問題は、会社員の男性が誹謗中傷の損害賠償を請求し、裁判所が資産差し押さえをする課程でおこったものだとか?で、その資産の中に「2ch.net」というドメイン(アドレス)が含まれている、ということだったと私は理解しています。
しかし…ドメインって資産に含まれるの?っていうのがまったくもって疑問。ドメイン維持のための維持費を差し押さえれば自動的にそのドメインは解放されるのだろうけど、どうやらそうではないようだし。サーバを差し押さえようにも海外にあるらしいし。仮に差し押さえたとして、そのドメインをオークションにでもかけるのだろうか?買う人がいるとしてどの程度の値が付くのか?サッパリ分かりません。
例えば、仮に「鈴木商事(株)」って会社があったとして、何かの裁判で資産強制差し押さえが行われたとする。実態の資産はほとんど無くて、鈴木商事というネームバリユーが海外にもとどろく超一流企業だったとする。その場合、社名に資産価値はあるのか?社名を買いたいという企業が現れるのか?…たぶん否でしょう。
こんなこと考えると、結局閉鎖はしないのだろうなと。百歩譲ってドメインが差し押さえられても、別のドメインを再取得してサーバを移転し、アドレス変更をユーザに通知すればそれで生き延びられるし。なんだかなぁ。