Web2.0について整理してみる

大学時代の母校が発行する小冊子が私宛てに届いた。母校の動静なんて卒業して5年にもなる私にはあまり興味がないが、冊子自体にはなかなか興味深いことが載っていた。Web2.0についての特集だった。私がソフトウェア開発の第一線から転職してそろそろ1年になり、機械加工の分野をゼロから挑戦しているところだが、私は腐っても「ソフトウェア開発者」の肩書きは捨てるつもりはないと思っている。Web2.0などの最新技術は収集しているが、これらの技術に私がついていけるかどうかが少し気にはなっているところ。冊子に紹介されていたWeb2.0関連特集からかいつまんで紹介。

  • ナナロク世代が推進するWeb2.0の真価
    • ナナロク世代というのは、はてな近藤社長、グリーの田中社長、ミクシィの笠原社長らが生まれた'76年に由来するもの。若きベンチャー企業Web2.0企業の牽引役。ほかにはカカクコム、サイバーエージェント、欧米ではGoogleAmazonYouTubeなどがあげられる。
    • Web2.0の特徴の一つはサイトの側で自動的にコンテンツを更新する、動的なウェブサイト構成。これを実現する技術として代表的なものが「Ajax(エイジャックス)」
    • もう一つの特徴はサイトの更新情報を送信する「RSS」という技術。XMLをベースにしたこの技術はサーバやブラウザに特別な工夫を凝らさなくても導入できる利点がある。
    • Web2.0技術の影響を大きく受けているのがマーケティングの分野と広告業界。サイトの内容とマッチした動的な広告を載せることで効率的なマーケティングを行うことが出来る。アフィリエイトというビジネスモデルも確立している。

まぁまだ何とか私もついて行けそうです。できることなら私もこれらの技術を機械加工の分野に応用したいと考えてはいますが、ハードルは高いのだろうと思うのですよね。目立った先駆者がいないというのはチャンスでもありますが。