鹿島アントラーズ J1第4節神戸戦(アウェイ)

BSの中継観戦してました。結果1−1のドロー。
今日の試合も「勝ちきれない試合」でした。内容がまたすごくいいのだから逆に困ります。前半終了間際、新井場が意味不明なジャッジを下されPKで先制点を許す。その直後、ペナルティエリアからおよそ3mくらいの位置でFKをもらい、キッカーはなんとファボン。すごい助走距離があったし、横には中後も控えていたので単なるオトリに使うのかと思ったらファボンがそのまま蹴って、しかも入れてるし。
高速低回転のボールは左上ゴール隅に向かい、弧を描いてゴール中央部のネットを揺らしました。Gk逆を突かれた格好です。…こんなキック蹴ることが出来る人をなんで今まで使ってなかったんだ!って思いましたが、コイツは奥の手切り札ってことでここぞって時にしか使わないというのもアリなのかななんて思いました。この試合で同じくらいの位置のFKも蹴るどころかボールに寄ってすら来ない。そんな時間があったら危険の芽を摘むポジションを確保するのが優先だ、てな感じ。今日一本だけ蹴ったシーンは前半このプレーで終了という特殊な状況下だからあり得たプレーだったのでしょう。「俺の本分はディフェンスだ」というなんか職人気質みたいないぶし銀の姿勢にしびれます。あと二人良かった選手をあげるなら、両チームのGK。神セーブがなければ両チームあと2点ずつくらいは入っていたような気がします。今日の茨城新聞ではキーマンとして曽ヶ端を挙げてましたが、まったくその通りでした(笑。
見ていて面白い試合である点は良し。結果が伴わないのが悪し。徐々にコンディションが上がってきているというのが好材料。本当にあとは結果だけなんです。