鹿島アントラーズ J1第12節ジュビロ磐田戦(ホーム)

土曜ってナイトゲーム少ないですよね。デーゲームばっかりで。試合直前まで土曜だから仕事で見られないだろうって思ってました。こんなこと言ってる時点で鹿島ファンとしてどうなのッて感じですが。何にしろ、ジュビロ戦みたいな良いカードをスタジアムで見ないなんてあり得ないです。
結果2-1で勝ち。中後、マルキが得点。毎回毎回、内容は良いなんて言っているけれど、今日みたいに内容と結果が伴った試合はこんなにも面白いものかって思うのです。よせの早さとかルーズボールの処理とか、ダイレクトでパスが通るとか、個人技でキープや突破が出来るとか。ジュビロDF陣が割と自由にさせてくれていたというのもあるのですが、裏にパスが通る通る。で、ここで入って欲しいなってところで前半15分程に得点。相手のペースになって猛攻を受けている時間帯にだめ押しの2点目。私はこういうのは最高の試合運びと思います。
1点取ってからは無理に攻めずに守りに入った感じ。それでもマルキーニョスと内田、石神の両SBからのチャンスは多く作っているのだからさすが。それで89分までは無失点に抑えていたのですが、個人的には久しぶりにボランチに入った青木のねちっこい守備が好きでした。まるで本田さんの魂が乗り移ったかのよう(って故人でもなくスタジアムで解説してましたが)なプレーに惚れ惚れとしてました。その青木は結局大岩退場の煽りを食っていつもの通り急造DFとなってしまったのですが。青木はDFよりボランチで使ったほうが良さが活きるんだなって再確認できました。あと守りに入った鹿島を救った、今日2〜3得点分の仕事をしたGK曽ヶ端は守護神でした。
マルキーニョスや本山が客席に応援を煽る仕草で今日は特に盛り上がりましたね。いつものサポーターからの片思いのような声援ではなくて、選手自身が声援を欲してサポがそれに応えるという、なんというか一体感のような空気がありました。ファンサービスという域を超えてたように思います。
こんな良い試合でももう一つだけ注文をつけるなら。ジョージ柏原主審(スペシャルレフェリー)をなんとかしてください。大岩の赤もマルキの黄も必要なかったし、明らかに突き飛ばしてるとかオフサイドとかちゃんと取って下さい。タックルされた方がファウルとられるという逆ジャッジは意味不明でした。
これで鹿島は暫定9位。ジュビロはまだ上です。それでもじわりじわり上がってきているから見ている方としてはたまりません。