世界のとんでも法律集

世界のとんでも法律集 (中公新書ラクレ)

世界のとんでも法律集 (中公新書ラクレ)

世界に実際にあるヘンな法律を集めた本。いわゆるネタ本というか雑学本的なもの。1ページに一つずつ紹介されているので、ちょっとした暇な時間にちょっとだけ読むとかが出来る暇つぶしには最適な本。それなりに面白い感じ。
一部を抜粋して紹介。
「市民は死ぬことを禁ずる 〜ブラジルのビリチバ・ミリン市」
んな馬鹿なという話。仮に法を犯してもそんときは既に故人。コレ単なる宗教観とか美談みたいなものを法律化したのかと思ったら、発想の原点はお墓の土地不足が深刻なため、とのこと。案外現実的なのね。
「16歳以下の子供は、学校でたばこを吸ってはいけない 〜フランス・エヴァン法」
そんなの当たり前じゃない?というのが日本人の発想。しかしこの法律、学校というのがミソであって、16歳以下でも学校外では吸って良いらしい。休み時間になるとぞろぞろと校外に出て吸いに行くらしい。
ダンキンドーナツの前に駐車してはならない 〜アメリメイン州サウスバーウィック地区条例」
エライ細かいな。この店つぶれたらどうするのよ。。。
「タクシー運転手は、彼らの交替制勤務のあいだ、タクシーの前部座席で愛し合うことを禁ず 〜アメリカ マサチューセッツ州法」
アッー!!!っていうか、こんなの法律にするってところがアメリカンクオリティ。ちなみに後部座席については記載されていない。つまりは。。。