鹿島アントラーズ ゼロックススーパーカップ広島戦(国立)

今シーズンの公式戦オープニングゲーム、ついに来ました。待ってました。国立にはいけなかったけど、家で録画観戦してました。
結果2−2で90分終了後PK戦を行い3−4で負け。初戦を白星で飾ることが出来ませんでした。つーか…納得いかねぇ!何なの?今日の試合?
天皇杯決勝と同じメンバーで挑んだ鹿島は気合・連携・コンディションともに充実。前線からのプレスも効いていたし、両サイドからの攻撃も冴えてた。対する広島も、天皇杯決勝の時も思ったけど本当にコレJ2に降格したチーム?と疑いたくなるような出来。J1上位安定クラスの力はあったんじゃないかと。強風に煽られてやりづらい天気だったけど、いい試合になる予感がしてました。前半12分までは。
開始早々に岩政が一枚目の警告を受けたときは、ちょっとジャッジが辛いなという印象だったけど、その数分後にセットプレー後にGKが持ったボールを奪いに行った岩政に二枚目の警告が出て退場。ルール上はおk?という話もちらほら見られるけど、私の印象ではアレは退場になっても妥当かなと思った。前半早々いきなり数的不利に。とりあえずボランチ青木がDFに下がって、前から一枚ずつ下げて田代のワントップになった。それでも大きく崩れなかった鹿島はさすが。すると前半30分過ぎに、リハンジェが二枚目の警告でこれまた退場。完全に抜け出た新井場を遅れて手でつかみかかったらそりゃ退場ですよ。田代が2点も入れたけど、どちらもオフサイドで前半は0−0のまま。
後半開始早々、広島DFの隙をついた本山が一人華麗にかわして押さえ気味に打ったシュートは見事ゴール。その数分後には今度は野沢がこぼれ球を詰めて2点目。
そして逃げ切りモードに入ってこりゃ勝ちパターン入った、と思った後半30分ごろ、広島にPK。意味が分からない。「おおっと、これはPKか?」とアナウンサーが言うまで気づかなかった。リプレイを待ちきれずに巻き戻して再度確認。接触はしてるけどファウルじゃなかろう。納得がいかない。もう一度巻き戻して確認。やっぱり違う!どう見てもPKじゃねぇ!あれがPKになるならフォワードは全員どフリーでシュートできるわ、ってくらいありえない。解説の、「今日の主審は家本さん…」で全てがつながった。ああそうか、今日の主審は家本だったの。そして動揺した鹿島に広島が2点目を入れて同点。PK戦で終了…。
PK戦は録画の関係上見られなかったけど、試合終了後に曽ヶ端、中後に警告、大岩に退場が出たらしい。監督ほか選手たちも、今日の試合の審判についてコメントしたり、ジャッジについて聞かれてノーコメントと言ってみたりしたらしい。結果は広島の勝ちだけど、PKが無ければ鹿島の勝ちだった。いや、もしPKが無かったとしても普通に追いつかれていたかもしれないと思うほど広島の出来は良かった。そんな好ゲームが壊されたことが腹立たしい。
とりあえずJ開幕戦は来週。悲しいことに、今日の試合で出た警告はJにも引き継がれる、つまり岩政と大岩は出られないらしい。ていうか、やっただけ損じゃね?って思う。